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Card of the Day (2002/08)

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[2002/08/30] RAY OF DISTORTION/ねじれの光

(3)(W) インスタント
アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
フラッシュバック (4)(W)(W)

Odyssey Common, by Carl Critchrow


カードのデザインに於ける一種の「不文律」は、短くて覚えやすいカード名は、どぎついインパクトを与えるものか、再録の可能性が高いカードを作る際に取っておくというものです。《Ray of Distortion/ねじれの光(ODY)》は始め「武装解除」(Disarm)[Mirrodinの《Disarm/武装解除(MRD)》を参照]、後「歪曲」(Distort)となっていきましたが、上の基準のいずれにもヒットしないため、これには魅力無い名前を付けて、この両者の名前を、後にリリースされるであろう良質のカードに対して付けるようにと取っておきました。

[2002/08/29] CEPHALID CONSTABLE/セファリッドの警官

(1)(U)(U) クリーチャー − セファリッド(Cephalid)・ウィザード(Wizard) 1/1
〜がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールするパーマネントを最大でX個対象とする。それらをそれぞれのオーナーの手札に戻す。Xはそのプレイヤーに与えたダメージの値に等しい。

Judgment Rare, by Alan Pollack


ウィザーズ社の開発陣で働いていない従業員も、カードデザインをすることがあります。エディターのBill McQuillian氏は《Cabal Coffers/陰謀団の貴重品室(TOR)》、制作テキスト・ライターのRei Nakazawa氏は、はじめ「基本土地を1つ生け贄に捧げる:〜はターン終了時までその土地タイプに対する渡りを持つ」能力を持っていた《Cephalid Constable/セファリッドの警官(JUD)》を作りました。開発陣は、このカードの複雑さを減らす為にこの能力を消しました。

[2002/08/28] WOLVERINE PACK/クズリの群れ

(2)(G)(G) クリーチャー − クズリの群れ(Wolverine-Pack) 2/4
ランページ: 2

Legends Common 2, by Jeff A. Menges
5th Edition Uncommon, by Steve White


ランページ(rampage)の起こりは、元々「凶暴」(berserk)から始まりました(表記例は"berserk: 3"という風)。しかし、名称が基本セットにある《Berserk(2)》と同じ名称のため、ランページに改められました。このランページ: 2とか3は、元々別の意味であり、そのクリーチャーの最初の攻撃がブロックされた場合、何回攻撃が出来るかという能力でした。

[2002/08/27] VOLUNTEER RESERVES/志願兵補充部隊

(1)(W) クリーチャー − 兵士(Soldier) 2/4
バンド、累加アップキープ (1)

Weatherlight Uncommon, by Kev Walker


Weatherlightは、2つのメカニック:バンドと累加アップキープが含まれる最後のセットでした。《Volunteer Reserves/志願兵補充部隊(WTH)》は、その両方を兼ね備えた唯一のクリーチャーです。

[2002/08/26] KARPLUSAN YETI/カープルーザンのイエティ

(3)(R)(R) クリーチャー − イエティ(Yeti) 3/3
(Tap):クリーチャー1体を対象とする。〜は、自身のパワーに等しい点数のダメージをそれに与える。そのクリーチャーは、そのパワーに等しい点数のダメージを〜に与える。

Ice Age Rare, by Quinton Hoover
9th Editon Rare, by Wayne England


[Quinton Hoover版の]この絵の前景にいる女性は、Ice Ageのブースター・パックのイラストにも使われているのですが、この女性がこのカードの焦点となる人物(生物)ではないのが不思議です。《Karplusan Yeti/カープルーザンのイエティ(9/ICE)》自身は、2人の人影の間で、3人目を待ち伏せしているのです。

[2002/08/23] DREAM HALLS/ドリーム・ホール

(3)(U)(U) エンチャント
プレイヤーは、アーティファクト以外の呪文について、そのマナ・コストを支払うのではなく、その呪文と色1色を共有するカードを1枚捨ててもよい。

Stronghold Rare, by Matthew D. Wilson


自身は代用プレイ・コスト呪文でないながら、《Dream Halls/ドリーム・ホール(STH)》はプレイヤーの手札にあるカードを全てそういうスペルとします。その力はすぐには認知されませんでしたが、このカードは結局スタンダード、エクステンデッド、そしてタイプ1で制限を喰らいました。というのも、《Time Spiral/時のらせん(USG)》のような高価ながらアドバンテージを得られるカードと併用されるようになってきたからです。

[2002/08/22] SNUFF OUT/殺し

(3)(B) インスタント
あなたが沼(Swamp)をコントロールしているならば、あなたは〜のマナ・コストを支払うのではなく、4点のライフを支払ってもよい。
黒でないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。

Mercadian Masques Common, by Mike Ploog


この代用コストは、もともと5点のライフ供託を要求しましたが、このカードを構築フォーマットで使いやすくするため、支払いは4点に下げられました。

[2002/08/21] FIREBLAST/火炎破

(4)(R)(R) インスタント
あなたは〜のマナ・コストを支払うのではなく、山(Mountain)を2つ生け贄に捧げてもよい。
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。〜は、それに4点のダメージを与える。

Visions Common, by Michael Danza
Friday Night Magic 2001 December, by Michael Danza


Visionsに於ける唯一の代用プレイ・コスト呪文である《Fireblast/火炎破(VIS)》は、トーナメントの赤単デッキで恐怖を呼ぶ止めの一撃となりえました。11月からのエクステンデッドで、このカードが脱落することで、多くのプレイヤーが安堵のため息を浮かべたのではないでしょうか。

[2002/08/20] CONTAGION/(伝染病)

(3)(B)(B) インスタント
あなたは〜のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払い、あなたの手札にある黒のカードを1枚、ゲームから取り除いてもよい。
クリーチャーを1体か2体、対象とする。それらの上に-2/-1カウンターを2個、あなたの望むように配分する。

Alliances Uncommon 2, by Mike Raabe


《Contagion(ALL)》に代表される代用プレイ・コスト呪文は、《Necropotence/ネクロポーテンス(5/ICE)》をこれほどまでに凶悪にした大きな理由です(今もそうですが)。ネクロ・デッキは、手札にカードが少なくなるという代わりに、殆どマナ・コストによって呪文が制限されるくらいのものですから、《Contagion(ALL)》など「ピッチ・スペル」と呼ばれる呪文が、この問題を解消していたのです。

[2002/08/19] MISDIRECTION/誤った指図

(3)(U)(U) インスタント
あなたは〜のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札にある青のカードを1枚、ゲームから取り除いてもよい。
単一の対象を取る呪文1つを対象とし、その対象を変更する。

Mercadian Masques Rare, by Dan Frazier


ルールによれば、呪文はそれ自身を対象に取れないと言うことがあり、《Misdirection/誤った指図(MMQ)》は《Counterspell/対抗呪文(2-7/ICE/TMP/MMQ/S99)》の対象をそれ自身にし向けることは不可能です。正しいプレイとしては、《Misdirection/誤った指図》によって、《Counterspell/対抗呪文》の対象を《Misdirection/誤った指図》自身にし向け、術者が意図する呪文を打ち消すことを防げます。

[2002/08/16] COMMANDER EESHA/司令官イーシャ

(2)(W)(W) 伝説のクリーチャー − 鳥(Bird)・兵士(Soldier) 2/4
飛行、プロテクション(クリーチャー)

Judgment Rare, by Rebecca Guay


Odyssey block3人目にして最後のエイヴン・レジェンドである《Commander Eesha/司令官イーシャ(JUD)》は、自身を生け贄に捧げる能力を持たない唯一のエイヴン・レジェンドです。彼女の前任者であるカーターとティーロとは区別し、彼女の持つ(何らかの面で)、より思慮ある気質を反映してのデザインでした。

[2002/08/15] CHROMATIC SPHERE/彩色の宝球

(1) アーティファクト
(1),(Tap),〜を生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに好きな色のマナ1点を加える。カードを1枚引く。

Invasion Uncommon, by Luca Zontini
Mirrodin Common, by Brian Snoddy


[Luca Zontini版の]このカードの絵は、Invasion blockの小説で頻繁に姿を見せるメタスランの戦士・アグネイト(Agnate)が現れる数少ない絵です。同輩であるメタスランの指揮者の死を悼み、彼は人生の大部分をその報復に費やしたのですが、残酷にもサーボ・タヴォークとその率いる軍勢により、虐殺されたのです。

[2002/08/14] CAGEMAIL/監獄鎧

(1)(W) エンチャント − オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+2/+2の修整を受けると共に、攻撃に参加できない。

Judgment Common, by Scott M. Fischer


このカードははじめ、有刺鉄線で作られた鎧一式としてコンセプトが出されました。当然、攻防の両者に於いてブースト効果を与えるものですが、それを着ていると殆ど動けなくなるほど移動が制限されるため、エンチャントされたクリーチャーが攻撃できないわけです。そう、着た者を檻のように守る頑丈な鎧というわけです。

[2002/08/13] LOST ORDER OF JARKELD/(失踪したジャーケルド騎士団)

(2)(W)(W) クリーチャー − 騎士(Knight) 1+*/1+*
〜が場に出る際に、対戦相手を1人選ぶ。
〜のパワーとタフネスは、選ばれた対戦相手がコントロールするクリーチャーの総数に1を加えた値に等しい。

Ice Age Rare, by Andi Rusu


このカードに当てた絵は、もともとLegendsへ組み込む目的で依頼され、またそれが聖書の黙示録(Apocalypse)に現れる4人の馬術者[「死」「戦争」「疫病」「飢饉」のこと。彼らは伝統的に騎馬武者の姿を借りて描かれてきた]のひとりになる予定でした。

[さらに、このアートは4馬術者の一人である「死」(Death)であったらしい]

[2002/08/12] CYCLOPEAN MUMMY/隻眼のミイラ

(1)(B) クリーチャー − ミイラ(Mummy) 2/1
〜が場から墓地に置かれたとき、〜をゲームから取り除く。

Legends Common 2, by Edward P. Beard, Jr.
4th Edition Common, by Edward P. Beard, Jr.


《Cyclopean Mummy/隻眼のミイラ(4/LEG)》は、消費者間調査で、「4th Editionで最も嫌われたカード」となり、結果5th Editionからは本当にゲームから取り除かれてしまいました。

[2002/08/09] MOUNTAIN/山

n/a 基本土地 − Mountain/山
((Tap):あなたのマナ・プールに(R)を加える)

Arabian Nights Common 1, by Douglas Shuler
(and others)


《Mountain/山(BASIC)》は、他の4つの基本土地をさしおいて、「最も多く印刷されたカード」となっています。というのも、Arabian Nightsでの事故による混入が元でした。このセットを今までのカードと同じ裏面で印刷するように決定をしたとき、基本土地は、見逃されてしまった《Mountain/山(ARN)》を除き、全て取り除かれていたのです。

[始め、Arabian NightsMagicとは独立したものと考え、裏面があの紫色をしている絵柄だったが、これでは普通のカードと混ぜて使えないだろという元も子もない指摘から。因みに有名な話として、WotCはIce Ageも独立したセットで売り出そうと考えたが、流石に二度続けての乱心は止められたようだ]

[2002/08/08] REPENTANT BLACKSMITH/悔悟せる鍛冶屋

(1)(W) クリーチャー − 鍛冶屋(Smith) 1/2
プロテクション(赤)

Arabian Nights Uncommon 2, by Drew Tucker
Chronicles Common 3, by Drew Tucker
5th Edition Common, by Drew Tucker


《Repentant Blacksmith/悔悟せる鍛冶屋(5/ARN/CHR)》は、自身の能力にプロテクション(赤)を持った最初のクリーチャーでした。この能力は始め強力すぎると考えられ、Arabian Nights最高のレアリティであるアンコモン2のカードとして印刷されました。しかし、Chroniclesおよび5th Editionではコモンとして再録されました。

[2002/08/07] KIRD APE/密林の猿人

(R) クリーチャー − 類人猿(Ape) 1/1
あなたが森(Forest)を1つでもコントロールする限り、〜は+1/+2の修整を受ける。

Arabian Nights Common 5, by Ken Meyer, Jr.
Revised Common, by Ken Meyer, Jr.
9th Edition Uncommon, by Terese Nielsen


《Kird Ape/密林の猿人(3/9/ARN)》は、Revised Editionで再録されましたが、DCIはこのカードが強力であり、エクステンデッド・フォーマットが作られたとき、それを禁止カードにするに十分であるという考えを抱いていました。

[2002/08/06] PYRAMIDS/(ピラミッド)

(6) アーティファクト
(2):土地につけられているオーラ(Aura)1つを対象とし、それを破壊する。
(2):土地1つを対象とし、それを再生する。

Arabian Nights Uncommon 2, art by Amy Weber


現行のオラクルの、このカードにおける書式は「(2):土地1つを対象とし、それを再生する。」を含んでおり、これをクリーチャー以外のパーマネントを再生できる[Mirrodinまでで]唯一のカードとしています。
[以後登場したクリーチャー以外を再生するカードとして、《Loxodon Mender/ロクソドンの修理人(MRD)》はアーティファクトを再生できる。Saviors of Kamigawa現在、他には存在しない]

[2002/08/05] GUARDIAN BEAST/(守護魔獣)

(3)(B) クリーチャー − ガーディアン(Guardian) 2/4
〜がアンタップ状態である限り、あなたがコントロールするクリーチャーではないアーティファクトはエンチャントされず、破壊されず、また他のプレイヤーがそれらのコントロールを得ることはできない。

Arabian Nights Uncommon 2, by Ken Meyer, Jr.


ガーディアン(Guardian)の殆どが白で、マルチカラーの場合も白を含み、或いは青の物もあったかも知れません(とはいえ《Hydromorph Guardian/ハイドロモルフの守護者(TOR)》[と《Hydromorph Gull/ハイドロモルフのカモメ(TOR)》]だけです)が、これは最初で最後の黒いガーディアンです。

[2002/08/02] TAHNGARTH, TALRUUM HERO/タールルームの勇士ターンガース

(3)(R)(R) 伝説のクリーチャー − ミノタウルス(Minotaur) 4/4
警戒
(1)(R),(Tap):クリーチャー1体を対象とする。〜は、自身のパワーに等しい値のダメージをそれに与える。そのクリーチャーは、そのパワーに等しい点数のダメージを〜に与える。

Planeshift Rare, by Dave Dorman (normal version) and by Kev Walker (foiled alternate art)


[8月1日の続きより]そう、タカラです。Mercadian Masquesのある版のストーリーでは、ターンガースがラースから救出したのが替え玉で、ヴォルラスの変装した姿だったのです。このカードは、Planeshiftで絵柄違いの箔押しカード3枚のうちのひとつで、この実験的試みでは、プレイヤーが続けてゆく程の人気はまだないということが分かりました。この絵は、Kev Walker氏の、Mercadian Masquesをベースとしたコミックの帯に出てきたのです。

[2002/08/01] UNMASK/暴露

(3)(B) ソーサリー
あなたは〜のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札から黒のカードを1枚ゲームから取り除いてもよい。
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中から土地でないカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーは、選ばれたカードを捨てる。

Mercadian Masques Rare, by rk post


Mercadian Masquesセットのストーリーは、殺人事件の推理モノとして元々書かれており、ヴォルラスが一体誰に変装したかを言い当てるため、カードを集める必要があるものでした。しかし、このプロジェクトは複雑さのため実行には至りませんでした。ヴォルラスは一体誰になったのか、想像がつきますか? タカラではないのか、そうなのか? 答えは明日に回しましょう!
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