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[2004/08/31] DEMONIC CONSULTATION/(悪魔への諮問)(B) インスタントカード名を1つ指定する。あなたのライブラリーからカードを上から6枚、ゲームから取り除き、その後で、指定したカードを公開するまで、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開し続ける。そのカードをあなたの手札に加え、この方法で公開された残りのカードをゲームから取り除く。 Ice Age Uncommon, by Rob Alexander はじめ酷いカードと馬鹿にされながら、最後には汚名返上して「酷いカード」と呼ばれるまでになったこのカードですが、Mark Justice氏が96年の世界大会の決勝で、ゲームロスに繋がった大ぽかのもとになったことで有名です。 [いわゆる「デモコン・デス」は、指定したカードが供託のための最初の6枚に全て含まれてしまい結果ライブラリーが枯渇し死亡することである] |
[2004/08/30] MIND TWIST/精神錯乱(X)(B) ソーサリープレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードをX枚、無作為に選んで捨てる。
Limited-Unlimited Edition Rare, by Julie Baroh スイスのAlexander Blumke氏は、95年の世界大会で、《Mind Twist/精神錯乱(2-4)》をデッキに入れて勝利を収めましたが、この試合が、このカードの構築戦での見納めとなりました。 |
[2004/08/27] VOLCANIC ISLAND/(火山島)n/a 土地 − 島(Island)・山(Mountain)((Tap):あなたのマナ・プールに(U)か(R)を加える)
Limited-Unlimited Edition Rare, by Brian Snoddy (omitted in Alpha and supplemented in Beta) 当初、青と赤の2色はやりづらいと多くのプレイヤーが思っていました。しかし青が時を追う毎に人気を高めてくると、《Volcanic Island(2-3)》もその人気を高めてきました。青のスペルの用意をしながら、《Red Elemental Blast/赤霊破(2-4)》や《Pyroblast/紅蓮破(5/ICE)》も使えるようにしてくれます。 |
[2004/08/26] TUNDRA/(ツンドラ)n/a 土地 − 平地(Plains)・島(Island)((Tap):あなたのマナ・プールに(W)か(U)を加える)
Limited-Unlimited Edition Rare, by Jesper Myrfors ちょうど後になりLegendsがもたらした《Mana Drain(LEG)》と《Moat(LEG)》の恩恵により、白青コントロールデッキがトーナメントでも隆盛し、そのため《Tundra(2-3)》が高騰してデュアル・ランドで一番手に入れにくくなる時期がたびたびあったほどです。 |
[2004/08/25] PLATEAU/(高原)n/a 土地 − 山(Mountain)・平地(Plains)((Tap):あなたのマナ・プールに(R)か(W)を加える)
Limited-Unlimited Edition Rare, by Drew Tucker Revised Editionで絵柄が変わった唯一のデュアル・ランドである《Plateau(2-3)》は、Drew Tucker氏の原画が[痛んだことで]使えなくなったため、最後の最後に変更されました。このRevisedバージョンはCornelius Brudi氏によるものですが、カードではDrew Tucker氏のものにされています。 [余談だが、ごく最近の「原画の逸失」に関する記事についてはJeff A. Mengesの《Consecrate Land/土地の聖別(2/TSB)》がある。Jeff本人が同カードのTime Spiral再録にあたって協力してくれたらしい。 |
[2004/08/23] SAVANNAH/(サバンナ)n/a 土地 − 森(Forest)・平地(Plains)((Tap):あなたのマナ・プールに(G)か(W)を加える)
Limited-Unlimited Edition Rare, by Rob Alexander Magic初の世界選手権決勝で一番最初にプレイされたカードがこれです。勝利したチャンピオンのZak Dolan氏は、対戦相手のBertrand Lestreé氏操るバーンデッキに対し、速攻で《Savannah(2-3)》から《Ivory Tower/象牙の塔(3-4/ATQ)》をキャストしたのです。 |
[2004/08/20] THE ULTIMATE NIGHTMARE OF WIZARDS OF THE COAST® CUSTOMER SERVICE/
(X)(Y)(Z)(R)(R) ソーサリー |
[2004/08/18] BURNING CINDER FURY OF CRIMSON CHAOS FIRE/
(3)(R) ソーサリー |
[2004/08/18] GOBLIN TUTOR/(ゴブリンの教示者)(R) インスタント6面体ダイスを1個振る。1が出たならば、〜は効果を持たない。そうでなければ、あなたのライブラリーから次に指定されたカードを1枚探し、そのカードを公開してからあなたの手札に加える。その後で、あなたのライブラリーを切り直す。 出目が2 − 名前が《Goblin Tutor》であるカード 出目が3 − エンチャント・カード 出目が4 − アーティファクト・カード 出目が5 − クリーチャー・カード 出目が6 − ソーサリー・カードかインスタント・カード Unglued Uncommon, by Quinton Hoover 《Enlightened Tutor/悟りの教示者(6/MIR)》や《Demonic Tutor(2-3)》に代表される教示者シリーズが、唯一赤にだけ無い時代があり、このカードが教示者として取り上げられていました。トーナメントで使える最初の赤の教示者はUrza's Sagaの《Gamble/ギャンブル(USG)》です。 |
[2004/08/17] B. F. M. (Big Furry Monster)/(巨大な毛むくじゃらの怪物)(B)(B)(B)(B)(B)(B)(B)(B)(B)(B)(B)(B)(B)(B)(B) クリーチャー − 史上最強最凶最驚最恐生物(The-Biggest-Baddest-Nastiest-Scariest-Creature-You'll-Ever-See) 99/99〜を場に出すために、あなたは〜の両側のカードをプレイしなければいけない。 いずれか一方の〜のカードが場を離れたとき、もう一方を生け贄に捧げる。 〜は、3体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。 Unglued Rare×2 (left/right), by Douglas Shuler 《B. F. M.(UGL)》の左側は、Alpha版《Cyclopean Tomb(2)》に続く、「マナ・コストの印刷されていないカード」です。このカードの場合、意図的に省かれてはいますが。 |
[2004/08/16] OW/(いてっ)(B) ソーサリークリーチャー1体がプレイヤー1人にダメージを与えるたび、場に存在する名前が《Ow》であるパーマネント1つにつき、そのプレイヤーが"Ow"(「いてっ」)と1回言わない限り、〜はそのプレイヤーに1点のダメージを与える。 Unglued Rare, by Edward P. Beard, Jr. [Fifth Dawn現在]このカードはMagic中で最も短いカード名です。今のところは。 [勿論、英語版に限る。他に有名な短い名前のカードは《Mó/Millstone/石臼(3-8/ATQ)》(ポルトガル語)。また、ついにUnhingedで名前が無いカードまで出てしまった(《_____(UNH)》)] |
[2004/08/12] GORILLA SHAMAN/ゴリラのシャーマン(R) クリーチャー − 類人猿(Ape) 1/1(X)(X)(1):点数で見たマナ・コストがXである、クリーチャーでないアーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。 Alliances Uncommon 3×2, by Anthony S. Waters [Champions of Kamigawa]現在Magicには18体のシャーマン(Shaman)が存在しますが、ヴィンテージで見られるのは唯一これだけです。事実、この「モックス・モンキー」(Mox Monkey)こそが、クリーチャーでも唯一といえるヴィンテージ・デッキの常連客です。 |
[2004/08/11] RECALL/回想(X)(X)(U) ソーサリーカードをX枚捨てる。その後で、この方法で捨てられたカード1枚につき、あなたの墓地にあるカードを1枚、あなたの手札に戻す。〜をゲームから取り除く。
Legends Rare 1, by Brian Snoddy 《Recall/回想(5-6/LEG/CHR)》は、タイプ1で制限、1.5では禁止を受けており、(X)(X)のコストを含む中では唯一の制限です。 [Champions of Kamigawa現在、(X)(X)を含むカードは僅かに6枚] |
[2004/08/10] METEOR SHOWER/(隕石の雨)(X)(X)(R) ソーサリー任意の数のクリーチャーまたはプレイヤーの組み合わせを対象とする。〜は、合計X+1点のダメージを、あなたが望むようにそれらに配分して与える。 Ice Age Common, by Richard Thomas 《Meteor Shower(ICE)》の文章は回りくどいもので、このカードが世に出た後はカスタマー・サービスへの問い合わせナンバー1になったそうです。 [原文に《The Ultimate Nightmare of Wizards of the Coast Customer Service(UGL)》が霞んで見えるのは単なる偶然か?] |
[2004/08/09] PART WATER/(海分け)(X)(X)(U) ソーサリークリーチャーをX体対象とする。それらはターン終了時まで島渡りを得る。 Legends Uncommon 1, by NéNé Thomas 《Part Water(LEG)》と《Recall/回想(5-6/LEG/CHR)》は、マナ・コストに(X)(X)を含む最初の呪文です。《Part Water》のコストから、かつてはアンブロッカブル能力がいかに高価だったかが思い知られます。 |
[2004/08/06] MARTON STROMGALD/(マートン・ストロームガルド)(2)(R)(R) 伝説のクリーチャー 1/1〜が攻撃に参加するたび、他の攻撃クリーチャーはターン終了時まで、〜以外の攻撃クリーチャー1体につき+1/+1の修整を受ける。 〜がブロックに参加するたび、他のブロック・クリーチャーはターン終了時まで、〜以外のブロック・クリーチャー1体につき+1/+1の修整を受ける。 Ice Age Rare, by Mark Poole Ice Ageは、Legendsに次いで久々にレジェンド・クリーチャーが作られ、また初めて単色のレジェンドが作られたセットでもあります。 |
[2004/08/05] RAY OF ERASURE/(消失の光)(U) インスタントプレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを自分の墓地に置く。 次のターンのアップキープの開始時に、カードを1枚引く。 Ice Age Common, by Mike Raabe Ice Ageは、効果が小さい代わり、それを補う目的でカードを引かせる「キャントリップ」カードを初めて搭載していました。 |
[2004/08/04] VEXING ARCANIX/難問の秘儀具(4) アーティファクト(3),(Tap):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカード名を1つし、その後で、そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。それが指定されたカードならば、そのプレイヤーはそれを自分の手札に加え、そうでなければ、それを自分の墓地に置き、〜は、そのプレイヤーに2点のダメージを与える。
Ice Age Rare, by Randy Gallegos Ice Ageのプレリリースで、このカードのルールはその時に限り、カードの名前を指定するのではなく、「指定するカードが何をするのかを」書いても良かったのです。Ice Ageを見たのは誰もが初めてでしたから! |
[2004/08/03] ADARKAR WASTES/アダーカー荒原再登場(→2003/08/06)Ice Age Rare 「ペインランド/ダメラン」(painlands)という綽名で人気の5枚のカードサイクルは、8th Editionで落選するまで、Ice Age以降の全ての基本セットに登場しました。 |
[2004/08/02] STONE RAIN/石の雨(2)(R) ソーサリー土地1つを対象とし、それを破壊する。
Limited-Unlimited Edition Common, by Daniel Gelon 《Stone Rain/石の雨(2-9/ICE/MIR/TMP/MMQ/CHK/POR/P02/PTK/S99)》は、どのカードよりも多くの基本セット並びにエキスパンションに収録されており、18セットを数えています(し今後も増えるかもしれませんよ?) [Champions of Kamigawaを含めて、漸く18セット達成。FNMはセットではないことに注意] |
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