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Card of the Day (2006/03)

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  • 03/06 《Chance Encounter/偶然の出合い(ODY)》(→2004/10/25)[重複]
  • 03/07 《Phyrexian Portal(ALL)》(→2004/10/26)[重複]
  • 03/08 《Avatar of Woe/悲哀の化身(PCY)》(→2004/10/27)[重複]
  • 03/09 《Swamp Mosquito(ALL)》(→2004/10/28)[重複]
  • 03/10 《Lurking Jackal/隠れ潜むジャッカル(ULG)》(→2004/10/29)[重複]

[2006/03/31] MOURNING THRULL/哀悼のスラル

(1)(W/B) クリーチャー − スラル(Thrull) 1/1
飛行
〜が戦闘ダメージを与えるたび、あなたはそのダメージに等しい値のライフを得る。

Guildpact Common, by Dany Orizio


白は《Spirit Link/魂の絆(4-9/LEG)》能力の1番手で知られます(白のカードから由来していますしね!)が、この能力を最初に持ったクリーチャーは、なんと黒なのです! 誰だか分かりますか?

[正解:《El-Hajjâj/エル・ハジャジ(3-4/ARN)》

[2006/03/30] ORZHOV GUILDMAGE/オルゾフのギルド魔道士

(W/B)(W/B) クリーチャー − 人間(Human)・ウィザード(Wizard) 2/2
(2)(W):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは1点のライフを得る。
(2)(B):プレイヤーはそれぞれ1点のライフを失う。

Guildpact Uncommon, by Greg Staples


ギルド魔道士達に関する挑戦の一つとして、2つの能力の力を、同じ不特定マナと色マナの配分である以上、等しくすることが挙げられます。《Orzhov Guildmage/オルゾフのギルド魔道士(GPT)》についていえば、ライフロスはライフゲインよりもより強力と考えられています。そのため、マナ・コストや得るか失うライフは同じ点数のままとしたいので、開発陣はライフロス側がプレイヤー全員に影響するのに対し、ライフゲイン側を対象が必要な能力としたのです。

[2006/03/29] DEBTORS' KNELL/債務者の弔鐘

(4)(W/B)(W/B)(W/B) エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたのコントロールの下で場に出す。

Guildpact Rare, by Kev Walker


能力もいろいろなものがありますが、それに秀でた色が1色有りながら他の色でも(効果が弱いか、あるいは頻度が低いにせよ)見ることが出来るという能力も多いものです。黒はクリーチャーのリアニメイト(墓地から直接場に出す方の)の王者であるというのは、誰でも分かる通りでしょう。しかし、《Resurrection/蘇生(2-3/TSB)》や《Breath of Life/生命の息吹(7/POR/P02/S99)》などで何度か現れている様に白も手出ししている分野で、《Debtors' Knell/債務者の弔鐘(GPT)》の繰り返し効果は《Reya Dawnbringer/黎明をもたらす者レイヤ(INV)》を連想させます。

[2006/03/28] NIGHT & DAY/昼+夜

(Night)
(B) インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。
(Day)
(2)(W) インスタント
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。

Apocalypse Uncommon, by Anthony S. Waters


多色カードのデザインは、どの色が共通の効果を持つか、あるいは反対の効果を持つかを調べることにあります。この相反する分割カードの効果が、Guildpactデザイン中の《Orzhov Pontiff/オルゾフの司教(GPT)》のアイデアに思い至ったわけです。

[2006/03/27] PILLOLY OF THE SLEEPLESS/不眠の晒し台

(1)(W)(B) エンチャント − オーラ(Aura)
エンチャントされているクリーチャーは攻撃にもブロックにも参加できない。
エンチャントされているクリーチャーは「あなたのアップキープの開始時に、あなたは1点のライフを失う」を持つ。

Guildpact Common, by Mark Romanoski


「中華料理のメニュー」カードとは、2色のうちそれぞれ1つの色から1つずつ能力を取って組み合わせるものの俗称ですが、黒の能力の方は未だにカード単体として登場したことはありません! 《Pacifism/平和な心(6-9/MIR/TMP/USG/ONS)》が白、黒は毎ターン1ダメージのカードです。この能力は元々は緑の《Wanderlust/放浪熱(2-5)》が起源でした。この能力自体は黒のものとして見られますが、《Wanderlust/放浪熱》のそのまんまバージョン(「エンチャントされているクリーチャーのアップキープの開始時に、〜はそのプレイヤーに1点のダメージを与える」)は登場していません。

[2006/03/24] KEEPER OF THE NINE GALES/九つの強風の守り手

(2)(U) クリーチャー − 鳥(Bird)・ウィザード(Wizard) 1/2
飛行
(Tap),あなたがコントロールするアンタップ状態の鳥(Bird)2体をタップする:パーマネント1つを対象とし、それをそのオーナーの手札に戻す。

Legions Rare, by Jim Nelson


このカードは「いずれストーリーが深く入って語られるだろう」ということを匂わせる名前の好例です。歴史的に見ても、5語から成る名前のカードは非常に稀です。Kamigawa Blockの時にも、長い名前が入る分を残すために、マナ・コストの方が見直されるという事態が起きたぐらい、名前の長いカードがあったのです! (例えば(2)(R)(R)(R)より(3)(R)(R)の方がスペースは小さいわけです) そうした特例のような状況では、非常に素晴らしい名前である場合か、変更後のマナコストが理に適っていると見なされている(あるいはもうそれで通っている)場合にしか変更はありませんでした。

[2006/03/23] FREYALISE'S WINDS/(フレイアリーズの風)

(2)(G)(G) エンチャント
パーマネント1つがタップ状態になるたび、その上に風(wind)カウンターを1個置く。そのパーマネントは「このパーマネントは、その上に風カウンターが置かれているならば、あなたのアンタップ・ステップにアンタップしない」と「あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントから風カウンターを1個取り除く」を持つ。

Ice Age Rare, by Mark Tedin


このカードはなんと始め「フェルダグリフの風」(Phelddagrif's Winds)と呼ばれていたのです! 開発陣はこの「フェルダグリフ」(《Phelddagrif(ALL)》)という単語を、制作者に敬意を示しGarfield Ph., D.のアナグラムとして作り上げたのですが、それに対しGarfield氏はその名前を聞いて断りました。なぜと尋ねたところその答えは「フェルダグリフじゃあ、春の女神の名前には聞こえないよ」ということでした。そして、さらに「では、このフェルダグリフというのは一体どんな風な名前に聞こえるのか?」という質問をしたところ、帰ってきたのが運命的な答えでした! 「ピンとこないなあ。たぶん、飛んでて紫色をしたカバじゃないかな?」

[2006/03/22] GUSTCLOAK SAVIOR/疾風衣の救済者

(4)(W) クリーチャー − 鳥(Bird)・兵士(Soldier) 3/4
飛行
あなたがコントロールするクリーチャー1体がブロックされるたび、あなたはそれをアンタップし、戦闘から取り除いてもよい。

Onslaught Rare, by Jim Nelson


「疾風衣」の能力はOnslaughtのカードとして何枚か登場しましたが、元は《Reconnaissance/偵察(EXO)》というExodusのカードがネタになっています。新規プレイヤーにとって一番恐れられることのひとつに、「攻撃を間違え」た結果、攻撃クリーチャーに不都合が起きるということがあるのです。こういったカードは、攻撃をして相手の出を待ってから、まずいことが起きた場合には戦闘から取り除けるという点から、初心者のために作られたカードなのです。

[2006/03/21] OTHERWORLDLY JOURNEY/来世への旅

(1)(W) インスタント − 秘儀(Arcane)
クリーチャー1体を対象とし、それをゲームから取り除く。ターン終了時に、そのクリーチャーをそのオーナーのコントロールの下で、その上に+1/+1カウンターが1個置かれた状態で場に戻す。

Champions of Kamigawa Uncommon, by Vance Kovacs


デザイン班は、セット作成のために+1/+1カウンター(《Shambling Shell/よろめく殻(RAV)》など)かマーカーの役をするカウンター(《Bloodthirsty Ogre/血に飢えた大峨(CHK)》)のいずれかに焦点を当て、潜在的に登場する可能性のある混乱を最小限に食い止める努力をしています。初期のChampions of Kamigawaでは+1/+1ではないカウンターをテーマとしており、デザイン・ファイル内で「+1/+1カウンター」を使うのはこのカードだけでした。このカードを残すか消すかで議論になりましたが、このカードは残すだけの価値があるということで賛同票が集まりました。結果、この《Otherworldly Journey/来世への旅(CHK)》への決定のおかげで、他の+1/+1カウンター付きカードがセットに加えられることになりました。

[2006/03/20] ZEPHYR FALCON/西風の隼

(1)(U) クリーチャー − 鳥(Bird) 1/1
飛行、警戒

Legends Common 2, by Heather Hudson
4th Edition Common, by Heather Hudson
5th Edition Common, by Heather Hudson


現在において「警戒」と名指しされる能力は、当初非常に稀でした。Alpha, Beta, Unlimited Editionでは《Serra Angel/セラの天使(2-4/7-9)》だけが唯一の警戒持ちで、次はAntiquitiesで《Yotian Soldier/ヨーティアの兵(4/ATQ/MRD)》が出ただけです。しかし、Legendsでは4枚のカードが警戒関連のカードとして登場しています。しかし、その色の割り当ては非常に混雑しており、赤のエンチャント(《Eternal Warrior/永遠の戦士(4-5/LEG)》)、緑のクリーチャー(《Rabid Wombat/凶暴ウォンバット(5/LEG/CHR)》)、青のクリーチャー(《Zephyr Falcon/西風の隼(4-5/LEG)》)、そして黒赤緑の3色レジェンド(《Bartel Runeaxe(LEG)》)ということから、5色全部にこの能力があることになります!

[黒単色で警戒に関連するカードも存在する。《Ghost Hounds(HML)》がそれだ]

[2006/03/17] CASTLE/城壁

再登場(→2003/08/05

Limited-Unlimited Edition Uncommon


Alpha-5th Editionの間、このカードのテキストには「攻撃クリーチャーを除いて」という但し書きがありました。これは雰囲気の問題で、例えば《Serra Angel/セラの天使(2-4/7-9)》(や他の警戒持ちクリーチャー)が攻撃した場合でも、その《Serra Angel/セラの天使》は城壁の外にいるわけですから、防御力のボーナスが得られないのは当然だと考えられるからです。この偏屈なテキストは6th Editionから取り除かれましたが、こうした古いカードが機能変更でテキストを改められるのは異例の遅さです。
[他にも6th Editionでは《Flying Carpet/空飛ぶ絨毯(3-8/ARN)》の雰囲気づけのルール・テキストが削除されている(→2004/01/13)]

[2006/03/16] BARTER IN BLOOD/血のやりとり

(2)(B)(B) ソーサリー
プレイヤーはそれぞれ、クリーチャーを2体生け贄に捧げる。

Mirrodin Uncommon, by Parente


全く反する理由から、敵対色同士が似たような効果を得るということも少なくありません。白の理念としては、両方の陣営のクリーチャーを除去することは公正・平等の面から来ています。一方の黒の理念では、自分の部下を生け贄に捧げることで、敵を破壊することを厭わない(代償の如何を問わず、力を求める)姿勢からこの効果が得られます。白が全体除去(《Wrath of God/神の怒り(2-9/POR)》やその亜種を参照)に於けるトップに君臨していますが、黒も時代ごとに様々な大量除去を得ています。しかし、あくまで黒はその領域で2番手であるために、例えば除去可能なクリーチャーの数に制限がかかっていたり、クリーチャーを多く殺すためには沢山《Swamp/沼》が必要だ、などといった制約がかかることが殆どです。

[2006/03/15] TRADE CARAVAN/(隊商)

(W) クリーチャー − 隊商(Caravan) 1/1
あなたのアップキープの開始時に、〜の上に通貨(currency)カウンターを1個置く。
〜から通貨カウンターを1個取り除く:基本土地1つを隊商とし、それをアンタップする。この能力は、対戦相手1人のアップキープの間にしかプレイできない。

Homelands Common 2×2, by Kaja Foglio


Homelandsのデザイン中、WotC社はプロモーション活動としてthe WotC Caravan Tourというものを開催していました。そこではWotCのMagic部門の社員や絵師達を店に送り出し、販促を図ったのです。このカードの名前は、同イベントにあやかってつけられたものです。

[2006/03/14] MIRROR MIRROR/(鏡よ鏡)

(7) アーティファクト
〜はタップ状態で場に出る。
(7),(Tap),〜を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。ターン終了時に、そのプレイヤーのライフの総量とあなたのライフの総量を交換する。ゲーム終了時まで、あなたがコントロールする全てのカード、あなたの手札、ライブラリー、墓地にある全てのカードをそのプレイヤーと交換する。

Unglued Rare, by Kaja Foglio


このカードは"un"セット以前からのアイデアとして考案されましたが、Ungluedになるまでは結局カードになりませんでした。当時、WotCのポリシーとしては対戦相手が自分のカードを扱うことは最小限で済ませたいと考えていたからです。しかし、Unglued制作に思い至ったとき、非常に適していると考えられたのです。このカードははじめ、真ん中を境にして全ての意匠を左右反転しようと考えられていました。そう、絵もマナ・コストも文章欄も全部ですよ。それでは余りに読みにくいということになったのですが、実際の印刷版でもかつてのデザイン時の姿を留めている部分が幾つか残されています。

[2006/03/13] PHANTASMAL FIEND/(幻影の悪鬼)

(3)(B) クリーチャー − 幻影(Phantasm) 1/5
(B):〜はターン終了時まで+1/-1の修整を受ける。
(1)(U):ターン終了時まで、〜のパワーとタフネスを入れ替える。

Alliances Common 1×2, by Scott Kirschner


Gatherer[およびOracleのテキスト]をチェックしている方なら、このカードに含まれる「〜のパワーを変更する効果は、そのタフネスを変更し、また逆も同様である」という一節がOracleから完全に消えていることにお気づきのことでしょう。これが削られた理由は、ルールの整備によって、ちゃんとその文章が無くても元の効果の通りに働くようになったからです。このカードが印刷された当時はそうでなかったため但し書きがついてはいますが、全部のP/T入れ替え効果が自動的にそう働くので、デザイナーにとってはもう了解済みのことだったのです!

[2006/03/03] VOLCANIC ISLAND/(火山島)

再登場(→2004/08/27

Limited-Unlimited Edition Rare


このカードは最後にお目見えとなったデュアル・ランド・サイクルの1枚です。不注意で《Volcanic Island(2-3)》はAlphaから抜け落ちており、2色の組み合わせで可能な10通りの内、Magic最初のセットで実際には9つしかなくなってしまったのでした。よって、このカードはBetaから参入したことになります。時は現在、PTホノルル戦のカバレッジが始まりましたが、もう一つの《Volcanic Island》[=《Steam Vents/蒸気孔(GPT)》]がMagic界で日の目を見ようとしています!
[Top8には《Steam Vents/蒸気孔》入りのデッキが3つ入っている。1つはイゼットロン、2つはハウリング・オウルだ]

[2006/03/02] NIV-MIZZET, THE FIREMIND/火想者ニヴ=ミゼット

再登場(→2006/01/23

Guildpact Rare


イゼット・ギルドの創始者(パルン)である《Niv-Mizzet, the Firemind/火想者ニヴ=ミゼット(GPT)》は、今より1万年前にギルド間盟約に調印したギルド長その人です。この星で最も知能が高い(上に、おそらくは高慢である)クリーチャーであるニヴ=ミゼットは、誰がことを切り盛りしているのかを市井に知らしめるため、自分の名前の文字を出来る限り多く使うことをよしとしています。例えば、《Nivix, Aerie of the Firemind/火想者の高巣、ニヴィックス(GPT)》、《Mizzium Transreliquat/ミジウムの変成体(GPT)》(ミジウムはニヴ=ミゼットの作り上げた新しい金属の名です)、そして《Invoke the Firemind/火想者の発動(GPT)》もその影響の一つです。さらに、《Wee Dragonauts/小柄な竜装者(GPT)》すらイゼットの創始者に言及している始末です。そうそう、勿論忘れる無かれ、ギルドの名前"Izzet"自体も!

[2006/03/01] SCHISMOTIVATE/分裂動因

(1)(U)(R) インスタント
クリーチャー2体を対象とする。前者はターン終了時まで+4/+0の修整を受け、後者はターン終了時まで-4/-0の修整を受ける。

Guildpact Uncommon, by Ron Spencer


青と赤で対比される効果を考えて作られたこのカードは、両方の効果が、もともとその色の割り当てに入ってなかったものが後から入ってきたという共通点があります。+X/+0修整はもともと黒(《Howl from Beyond/彼方からの雄叫び(2-7)》参照、《Berserk(2)》も参照)でしたが、色の役割が赤に変更されました(《Enrage/怒髪天(8-9)》)。「《Shrink/縮小(5/HML)》」効果は他の色に見られたのですが("Honey, I Shrunk the Blue Cards"を参照(http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/af68))、しかし、Ravnicaをきっかけに青の魔道士の能力に割り当てられました[しかし、正確には《Meishin, the Mind Cage/精神の檻、迷心(SOK)》からと考えた方がよい]。
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