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Card of the Day (2006/05)

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  • 05/16 《Jackal Pup/ジャッカルの仔(TMP)》(→2002/04/26)[重複]
  • 05/29 《Temporal Spring/時間の泉(APC)》(→2006/04/07)[重複]

[2006/05/31] VOIDSLIME/虚空粘

(G)(U)(U) インスタント
呪文1つか、起動型能力1つか、誘発型能力1つを対象とし、それを打ち消す。

Dissension Rare, by Jim Murray


開発陣が最初の調査で、人気のあるカードをプレイヤーに聞いたところ、《Voidslime/虚空粘(DIS)》の人気に勝るのは1位の《Grand Arbiter Augustin IV/アウグスティン四世大判事(DIS)》だけという結果が出ました。3位以降は、《Windreaver/風を裂くもの(DIS)》《Avatar of Discord/不和の化身(DIS)》《Coiling Oracle/とぐろ巻きの巫女(DIS)》という着順です。

[2006/05/30] NOVIJEN, HEART OF PROGRESS/進化の中心、ノヴィジェン

n/a 土地
(Tap):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(U)(G),(Tap):このターンに場に出たクリーチャーの上に、それぞれ+1/+1カウンターを1個置く。

Dissension Uncommon, by Martina Pilcerova


Dissensionのデザインの初期段階で、3枚の「ギルド本拠地」ランドはそれぞれキーワード能力を持っていました。シミックの場合、(1)を出すほかに「移植: 1」を持っていて、無料で自分のクリーチャーを+1/+1してくれるものでした。そのサイクルが没になって現在のバージョンが登場しましたが、起動コストに色マナが加えられたのは、それによってシミックデッキ以外にアクセスを出来なくするためでした。というのも、もともとシミック以外のデッキに元のバージョンの《Novijen, Heart of Progress/進化の中心、ノヴィジェン(DIS)》が入っているのも奇妙だからです。

[2006/05/26] PSYCHIC DRAIN/精神の吸収

再登場(→2005/11/09

Ravnica: City of Guilds Uncommon


緑や白がライフを得る方法を潤沢に有している一方、黒は専ら対戦相手やそのクリーチャーから「ドレイン」することでライフを得ています。ディミーア・ギルドのライブラリーアウトというテーマが題材になり《Psychic Drain/精神の吸収(RAV)》が、このケースではライブラリーという全く異なる資源からドレインの分野を開拓する最初のカードとなりました。

[2006/05/25] SHACKLES/手かせ

(2)(W) エンチャント − オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、そのコントローラーのアンタップ・ステップの間にアンタップできない。
(W):〜をそのオーナーの手札に戻す。

Exodus Common, by Heather Hudson
Invasion Common, by Greg Staples


この長いゲームの歴史を通して、デザイナー達はエンチャント(クリーチャー)カードが運命的に持っていたディスアドバンテージを打ち消すための方法を提案し続けてきました。一般に言われる解決法は、エンチャントされるクリーチャーが殺されるときに手札に戻る機会を与えるというものです。戻して他のクリーチャーに付け直しが出来るという点は、そのエンチャントがクリーチャーに対してよく働くか悪く働くかによって、違った使い方を可能にしてくれるというのも、興味深い点です。

[2006/05/24] SQUANDERED RESOURCES/資源の浪費

再登場(→2002/11/05

Visions Rare


「賢者は皆同じことを考える」("Great minds think alike")ということわざが、まさにこのカードにも言えます。当時このカードを作った人物が誰なのか?、という議論がずっと前に交わされてから、開発班のメンバーが当時のファイルをひもとき、そこから《Squandered Resources/資源の浪費(VIS)》の原作者を突き止めたのでした。その答えは──「こいつら全員で」……つまり3人のメンバーが全く同じ考えを提案していたということでした!

[2006/05/23] GOLD MYR/金のマイア

(2) アーティファクト・クリーチャー − マイア(Myr) 1/1
(Tap):あなたのマナ・プールに(W)を加える。

Mirrodin Common, by Kev Walker


Mirrodinデザイン中、マイアはもともとノームとして作られました。ノームはそもそもLegendsの《Quarum Trench Gnomes(LEG)》から導入されたタイプですが、Homelandsの《Clockwork Gnomes(HML)》を皮切りに、アーティファクト・クリーチャーとしての関連性がつきました。さらに[Dissension現在]7枚のアーティファクト・ノームが作られて、非アーティファクトはたった1枚になりました。されども「ノームはアーティファクト専用タイプ」ということに説得力はなく、また実際にアーティファクトに限定される必要もないため、代わりのタイプであるマイアが作られたのです。

[2006/05/22] AURIFICATION/黄金化

(2)(W)(W) エンチャント
クリーチャー1体があなたにダメージを与えるたび、そのクリーチャーの上に黄金(gold)カウンターを1個置く。
黄金カウンターが置かれているクリーチャーはそれぞれ防衛を持つ。
〜が場を離れたとき、全てのクリーチャーから全ての黄金カウンターを取り除く。

Onslaught Rare, by Gary Ruddell


Urza's Legacyの《No Mercy/無慈悲(ULG)》のパロディで「ほんのちょっとの慈悲」(A Little Mercy)という綽名を冗談半分で付けられたこのカードですが、白が単なるクリーチャー破壊よりも攻撃を抑止する傾向があることを示す一枚でもあります(5月17日の《Swords to Plowshares/剣を鍬に(2-4/ICE)》も参照)。

[2006/05/19] LIGHTNING BOLT/稲妻

(R) インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。〜は、それに3点のダメージを与える。

Limited-Unlimited Edition Common, by Christopher Rush
Revised Edition Common, by Christopher Rush
4th Edition Common, by Christopher Rush
Judge Rewards June 1996 and various, by Christopher Rush
Urza's Destiny Test Print in Japanese Edition (textless), by Christopher Rush


一番レアな「ミスプリント」の1つに、《Lightning Bolt/稲妻(2-4)》のテキストレス・フォイル・カードがあります。特別なプロモーショナル・カードとして《Lightning Bolt/稲妻》のプレミア版が、正しい印刷を保証するテスト用に、日本語版Urza's Legacy, Urza's Destinyに混ぜて作られました。ブースター・パックに入れないつもりが一部に混入してしまったのが災いし、希少価値が驚異的に吊り上げられる結果となりました。

[2006/05/18] BOOMERANG/ブーメラン

(U)(U) インスタント
パーマネント1つを対象とし、それをそのオーナーの手札に戻す。

Legends Common 2, by Brian Snoddy
Chronicles Common 3, by Brian Snoddy
Mirage Common, by Richard Kane Ferguson
5th Edition Common, by Alan Rabinowitz
6th Edition Common, by Richard Kane Ferguson
7th Edition Common, by Rebecca Guay
8th Edition Common, by Alan Rabinowitz
9th Edition Common, by Arnie Swekel


他のバウンスカードのことも《Boomerang/ブーメラン(5-9/LEG/CHR/MIR)》と呼ばれるように、バウンスと言えばこのカードと言われるほどの一枚です。このカードの名前を聞くと、大概くの字に曲がった投擲武器で投げれば自分の手元に戻ってくるものを連想されますが、"boomerang"には行動や言葉が自分に跳ね返る「しっぺ返し」の意でも使われるのです。

[2006/05/17] SWORDS TO PLOWSHARES/剣を鍬に

(W) インスタント
クリーチャー1体を対象とし、それをゲームから取り除く。そのコントローラーは、そのクリーチャーのパワーに等しいライフを得る。

Limited-Unlimited Edition Uncommon, by Jeff A. Menges
Revised Edition Uncommon, by Jeff A. Menges
4th Edition Uncommon, by Jeff A. Menges
Ice Age Uncommon, by Kaja Foglio


白の単体クリーチャー「除去」は、これ以上戦いをさせないように説得させる側面が強かったのです。白は敵対するクリーチャーを殺してしまうより、別の方法をとるものです。《Swords to Plowshares/剣を鍬に(2-4/ICE)》はゲームから除去するにも拘わらず、他の多くの同じような雰囲気を持った白の呪文は、《Pacifism/平和な心(6-9/MIR/TMP/USG)》や《Faith's Fetters/信仰の足枷(RAV)》のように、場には残しながら戦闘に関心を無くさせるようし向けています。

[実は、《Path of Peace/平和の道(USG)》のように、墓地に置かせるカードも存在する。雰囲気を考えると多少おかしいカードではあるが、もともとPortal/Portal Second Ageのカードなので已むなしか]

[2006/05/15] FIRES OF YAVIMAYA/ヤヴィマヤの火

(1)(R)(G) エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャーは速攻を持つ。
〜を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。

Invasion Uncommon, by Val Mayerik


テンポアドバンテージの促進カードの最有力候補筆頭である《Fires of Yavimaya/ヤヴィマヤの火(INV)》は、Multiverse Databaseで当時新採のRandy Buehler氏が初めてのコメントを残した1枚です。Invasion Week中の彼の記事、My First Daysには次のように書いたことを認めています。
RB 11/11: このカードが「シールドの神」として作られているばかりに、構築戦で日の目が見られるかどうか心配だ。(2)(R)(G)を勧める。

[2006/05/12] PLATED SPIDER/板金鎧の蜘蛛

(4)(G) クリーチャー − 蜘蛛(Spider) 4/4
〜は、自身が飛行を持つかのようにブロックに参加できる。

Urza's Destiny Common, by Ron Spencer


蜘蛛が遅れて注目を集めたのには何か理由があるのでしょうか。システム上、このクリーチャータイプから飛行持ちをブロックできる理由は多くのプレイヤーが想像に難くないのですが、他にもパワーよりタフネスの方が高いという傾向を持っています。[Dissension現在]15体いる蜘蛛のうち、《Aquastrand Spider/水辺の蜘蛛(DIS)》が新しく登場した以外には(こいつはミュータントですから、結局)、《Root Spider(HML)》とこの《Plated Spider/板金鎧の蜘蛛(UDS)》しかパワーとタフネスが同じクリーチャーはいません。尤も、一番巨大なお化け(ほんとに文字通り!)の《Goliath Spider/巨体の蜘蛛(RAV)》に至っては、タフネスより高いパワーを持っています。

[2006/05/11] UPDRAFT/上昇気流

(1)(U) インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで飛行を得る。
次のターンのアップキープの開始時に、カードを1枚引く。

Ice Age Common, by L. A. Williams
5th Edition Common, by John Matson


《Jump/ジャンプ(2-4)》と《Flight/飛行(2-9)》は数年にも渡るMagicで多数の亜種を抱えるカードです。同じマナ・コストながら《Flight/飛行》はパーマネント、しかし《Jump/ジャンプ》は奇襲効果で一度きりという効果をインスタントで表現しています。《Updraft/上昇気流(5/ICE)》はキャントリップが加えられたことで1マナ多くなりましたが、時を経てStrongholdの《Leap/跳躍(STH)》では1枚ドローがついていながら本家と同コストなのです!

[2006/05/10] DEATH BOMB/死の爆弾

(3)(B) インスタント
〜をプレイするための追加コストとして、クリーチャー1体を生け贄に捧げる。
黒でないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。そのクリーチャーのコントローラーは2点のライフを失う。

Planeshift Common, by Dan Frazier


このカードは、どれだけ質の悪い除去がリミテッドでも使われなくなるだろうかという実験の一環として作られたものです。しかし、インスタント速度と色を合わせる(かつ散らす)ブロックにおいて色マナ1点で済むのが勝ったか、こんなものでも多くの使用機会に恵まれたのです!

[2006/05/09] DOWNDRAFT/下方流

(2)(G) エンチャント
(G):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで飛行を失う。
〜を生け贄に捧げる:〜は、飛行を持つ全てのクリーチャーに2点のダメージを与える。

Weatherlight Uncommon, by John Matson


一部のプレイヤーはWeatherlightこそ、《Downdraft/下方流(WTH)》のイラストにあるように飛翔艦ウェザーライトが初登場したセットと考えているかも知れません。しかし、Mirageのころから既にウェザーライト・サーガは始まっていたのです。同艦長であるシッセイの言葉が、《Cerulean Wyvern/紺碧のワイヴァーン(MIR)》《Teremko Griffin/テレムコ・グリフィン(MIR)》のフレイバー・テキストに引用され、《Sisay's Ring/シッセイの指輪(7/VIS)》もVisionsで登場しました。

[2006/05/08] BOOSTER TUTOR/(ブースターの教示者)

(B) インスタント
封をされたままのMagicのブースターパックを1つ開け、それらのカードを公開し、その内の1枚をあなたの手札に加える(次のゲームの前には、そのカードをデッキから取り除くこと)

Unhinged Uncommon, by Christopher Rush
Arena League November 2004 (Unhinged Season), by Heather Hudson


このカードは元々発売されなかったUnglued 2に向けてデザインされ、現在の絵がそのまま投稿されていました。DCI版のプロモでは、新しい絵もお披露目になります(http://www.wizards.com/magic/images/mtgcom/arcana1000/cotd_BoosterTutorDCI.jpg)。

[2006/05/05] DOVESCAPE/鳩散らし

(3)(W/U)(W/U)(W/U) エンチャント
プレイヤー1人がクリーチャーでない呪文1つをプレイするたび、それを打ち消す。そのプレイヤーは、1/1で白と青の、飛行を持つ鳥(Bird)・クリーチャー・トークンをX個場に出す。Xは、その呪文の点数で見たマナ・コストに等しい。

Dissension Rare, by Shishizaru


このカードの第一版は「クリーチャーでない呪文1つにつき、X/Xのトークンを1個場に出す(Xは呪文の点数で見たマナ・コスト)」という機能でした。しかし、現在のバージョンに変更されたのは、いったん《Dovescape/鳩散らし(DIS)》が機能し始め、まちまちのサイズを持ったトークンが数多く登場すると、目印を使って記憶がしにくくなるからでした。

[2006/05/04] GRAND ARBITER AUGUSTIN IV/アウグスティン四世大判事

(2)(W)(U) 伝説のクリーチャー − 人間(Human)・アドバイザー(Advisor) 2/3
あなたがプレイする白の呪文は、プレイするためのコストが(1)だけ減少する。
あなたがプレイする青の呪文は、プレイするためのコストが(1)だけ減少する。
対戦相手がプレイする呪文は、プレイするためのコストが(1)だけ増加する。

Dissension Rare, by Zoltan Boros & Gabor Szikszai


このカードは、テキストの内容でも注目を集めていますが、デザインの間、いろいろな形で登場していました。もともとこのカードは「白と青の呪文のプレイコストをそれぞれ(1)ずつ減らす」という点までは現在と同じですが、さらに「黒と赤と緑の呪文のプレイコストはそれぞれ(1)ずつ増やす」能力がついていました。なので、これに《Darigaaz's Charm/デアリガズの魔除け(PLS)》を使おうものなら、(3)(B)(R)(G)というコストがかかってしまうのです。こいつは痛い!

[2006/05/03] AZORIUS PLOY/アゾリウスの策略

(1)(W)(W)(U) インスタント
クリーチャー1体を対象とする。このターン、それが与える戦闘ダメージを全て軽減する。 クリーチャー1体を対象とする。このターン、それに与えられる戦闘ダメージを全て軽減する。

Dissension Uncommon, by Michael Sutfin


白と青はこの能力をエンチャントとして持っています。《Sandskin/砂の肌(ONS)》《Gaseous Form/ガス化(4-5/LEG/TMP)》ですね。しかし、インスタントとなれば互いに逆の関係です。白がクリーチャーに与えられるダメージを軽減するのに対し、青はクリーチャーが与えるダメージを軽減するのです(《Dizzy Spell/目くらましの呪文(RAV)》のような《Shrink/縮小(5/HML)》系呪文という形態を取っていますが)。

[2006/05/02] TRIAL & ERROR / 試行+錯誤

(Trial) (W)(U) インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それをブロックするかそれによってブロックされている全てのクリーチャーを、それぞれのオーナーの手札に戻す。
(Error)
(U)(B) インスタント
多色の呪文1つを対象とし、それを打ち消す。

Dissension Uncommon, by Ron Spears & Wayne Reynolds


《Trial & Error/試行+錯誤(DIS)》の「Trial/試行」の方は、分割カードがセットに入るという決定以前、それ自体が単独のカードとしてデザインされていました。心配事は、それ単独だけではあまりよくないということでした。しかし、金枠分割カードがセットに入ることになり、片面片面がいろんな所に幅が利く代わりに1枚のカードになっている物よりは劣るという性質上、このカードはすばらしい効果の候補になったわけです。

[2006/05/01] AZORIUS FIRST-WING/アゾリウスの一番翼

(W)(U) クリーチャー − グリフィン(Griffin) 2/2
飛行、プロテクション(エンチャント)

Dissension Common, by Alex Horley-Orlandelli


Dissensionではいろいろな細かい方法でラクドスとアゾリウスの敵対関係を描いています。この場合、ラクドスは《Seal of Doom/破滅の印章(NEM/DIS)》《Seal of Fire/炎の印章(NEM/DIS)》を持っていますが、アゾリウスは一方でプロテクション(エンチャント)の飛行持ちを手にしました。
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