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Card of the Day (2006/12)

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[2006/12/18-29] バックナンバー・ラインナップ


"Best of 2006" weekに合わせ、これまでの記事のピックアップがされていた中で、このCard of the Dayも例外なくバックナンバーの復活がされています。ラインナップは以下の通りです:
  • 12/18 《Castle Sengir(HML)》 from 2006/02/20
  • 12/19 《Safe Haven/隠れ家(DRK/CHR/TSB)》 from 2006/02/21
  • 12/20 《Mishra's Workshop(ATQ)》 from 2006/02/22
  • 12/21 《Ivory Tower/象牙の塔(3-4/ATQ)》 from 2006/02/23
  • 12/22 《The Abyss(LEG)》 from 2006/02/24
  • 12/25 《Berserk(2)》 from 2006/08/07
  • 12/26 《Primal Rage/怒りの発散(STH)》 from 2006/08/08
  • 12/27 《Mortal Combat/死闘(TOR)》 from 2006/08/09
  • 12/28 《Killer Instinct/殺戮本能(GPT)》 from 2006/08/10
  • 12/29 《Armageddon/ハルマゲドン(2-6)》 from 2006/08/11

[2006/12/15] TRIASSIC EGG/三畳紀の卵

再登場(→2002/06/03

Legends Rare 1


《Triassic Egg/三畳紀の卵(LEG/CHR)》の原文では、他の初期のMagicのカード同様に、カウンターの名前が付いていませんでした。しかし、新しいカードにもこれまでのカードにも、雰囲気付けや奇妙な相互作用の可能性(例として《Osai Vultures/オーサイの禿鷲(4/LEG)》+《Cocoon/繭(LEG/CHR)》)を排除する目的でカウンターに名前を付けようという動きがすぐに押し寄せてきました。この《Triassic Egg/三畳紀の卵》は始め孵化(hatchling)カウンターを使うとChroniclesでは印刷されましたが、ある時点から、孵化(incubation)カウンターを使うことになりました。いずれにせよこのカードは、このカウンターを唯一使うカードでした。

[日本語ではいずれのカウンターも「孵化」と訳されている。当時のHobby Japanのカードリストでは次のように表現されている。また、参照のためにChronicles版の原文ママのテキストを併記した:
(3), (T): 三畳紀の卵の上に、孵化カウンターを1個置く。
(0): 三畳紀の卵を生け贄に捧げることによって、あなたの手札か墓地から対象のクリーチャー1体を取り出し、たった今召喚されたかのように直接場に出す。この能力は、三畳紀の卵の上に孵化カウンターが2個以上あるときしか使えない。
(3), (Tap): Put a hatchling counter on Triassic Egg.
(0): Sacrifice Triassic Egg to take target creature from your hand or graveyard and put it directly into play as though it were just summoned. Use this ability only when there are at least two hatchling counters on Triassic Egg.

[2006/12/14] CHIMERIC EGG/キマイラ卵

(3) アーティファクト
対戦相手1人がアーティファクトでない呪文1つをプレイするたび、〜の上に蓄積(charge)カウンターを1個置く。
〜から蓄積カウンターを3個取り除く:〜はターン終了時まで6/6のトランプルを持つアーティファクト・クリーチャーとなる。

Darksteel Uncommon, by Michael Sutfin


強い「なになに関連」のテーマ(テーマというのは、ある機能や領域、カード・タイプ、プレイスタイルに強く特色が付けられることですが)を含んだセットでは、テーマに沿ったカードの大半が、それに沿い続ける限りプレイヤーに利益をもたらすものです。しかし、テーマから外れるというもう一つの方法では、テーマに従わない対戦相手を痛めつけるものです。《Chimeric Egg/キマイラ卵(DST)》は対戦相手がテーマを3回破るたびあなたが6/6トランプルを動かせるようになるという方法で、Mirrodin Blockのアーティファクト重視の性質を示すものです。

[2006/12/13] SKYCLOUD EGG/スカイクラウドの卵

(1) アーティファクト
(2),(Tap),〜を生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに(W)(U)を加える。カードを1枚引く。

Odyssey Uncommon, by David Martin


《Mossfire Egg/モスファイアの卵(ODY)》、《Sungrass Egg/サングラスの卵(ODY)》、《Darkwater Egg/ダークウォーターの卵(ODY)》の3兄弟と共に「サニー・サイド・アップ」デッキに採用されたのが《Skycloud Egg/スカイクラウドの卵(ODY)》で、このデッキはパリ世界選手権2006のエクステンデッド部門でデビューを果たしました。トーナメント中でも様々な名称で知られていましたが、最初にブレイクしたときには「フレンチ・エッグ」(the French Egg deck)とか、現地では「オムレット・オー・ロータス」(Omelette aux Lotus)として知られていました。

[2006/12/12] SUMMONER'S EGG/召喚者の卵

(4) アーティファクト・クリーチャー 0/4
刻印 − 〜が場に出たとき、あなたは自分の手札にあるカードを1枚、裏向きのままゲームから取り除いてもよい
〜が場から墓地に置かれたとき、刻印されている裏向きのカードを表向きにする。それがクリーチャー・カードならば、それをあなたのコントロールの下で場に出す。

Fifth Dawn Rare, by Jim Nelson


刻印能力はFifth Dawnにおいて果たした役割が小さかったのですが、《Summoner's Egg/召喚者の卵(5DN)》は刻印が取り得る別方向のチャレンジとして収録されました。このカードはMirrodin Blockの中でも、刻印するカードを裏向きに取り除く唯一のもので、しかも刻印したものを(コピーに頼らず)場に戻すことのできるカードです。また《Rukh Egg/ルフ鳥の卵(8-9/ARN)》や《Chicken Egg(UGL)》(ついでに《Mistform Ultimus/霧衣の究極体(LGN)》も)と異なり、このカードには卵というクリーチャー・タイプがありません。部族デッキの卵デッキは、まだ巣立つのに時間が必要です。

[2006/12/11] CHICKEN EGG/(ニワトリの卵)

(1)(R) クリーチャー − 卵(Egg) 0/1
あなたのアップキープの開始時に、6面ダイスを1個振る。6が出たならば、〜を生け贄に捧げ、4/4で赤の、巨人(Giant)・チキン(Chicken)・クリーチャー・トークンを1個場に出す。

Unglued Common, by Christopher Rush


明らかに《Chicken Egg(UGL)》は、同じChristopher Rush氏の描くArabian Nightsの《Rukh Egg/ルフ鳥の卵(8-9/ARN)》のパロディです。オリジナルの《Rukh Egg/ルフ鳥の卵》のルフは飛行するのになぜ《Chicken Egg》の巨人・チキンは飛ばないのか?、という風に尋ねたことがあります。勿論のこと、鶏は飛ぶものじゃないと多くの人には知られているし、巨大な鶏なら更に飛行力が落ちるという答えが返ってきましたが。

[2006/12/08] DINGUS EGG/不明の卵

再登場(→2002/04/01

Limited-Unlimited Edition Rare


近代のデザインは(他の物よりも)「サイクル」を重視する傾向がありますが、元々Richard Garfield氏によるデザインでは、「対称」(reflection)に興味を持っていました。これは、2枚のカードの効果が鏡写しのように対称的になっているものです。《Black Knight/黒騎士(2-5)》と《White Knight/白騎士(2-5/LGN)》のような敵対色同士の相手は容易な連想ですが、《Dingus Egg/不明の卵(2-8)》の場合はよりマイナーな《Ankh of Mishra/ミシュラのアンク(2-6)》です。また、この卵から何が生まれてくるかお悩みのみなさんへ。"dingus"というのはその名前が不明か忘れられているものをさしますので、これが解決の糸口になるはずです。

[2006/12/07] RAMIREZ DEPIETRO/(ロミレズ・ドゥ・ピエトロ)

(3)(U)(B)(B) 伝説のクリーチャー 4/3
先制攻撃

Legends Uncommon 1, by Phil Foglio


昔レジェンド、今伝説のクリーチャーであり、まもなく悪名高い……海賊? 今この男に関する議論が開発陣の間に起こっています。現状のガイドラインではいかなるクリーチャーも、その名前にあるクリーチャー・タイプがサポートされていれば採用されるべき、ということになっています(例えば《Thrull Wizard(FEM)》はそのままでうまくいきますよね)。その繋がりで、フレイバー・テキストも同じ重きを置かれるべきかも問題になっています。海賊は現在使われているタイプですし、この《Ramirez DePietro(LEG)》は、派手な風貌の海賊ではありますが……ただ、フレイバー・テキストが示すところもありますから。

[フレイバー・テキストはというと、"Ramirez DePietro is a most flamboyant pirate. Be careful not to believe his tall tales, especially when you ask his age."
訳するに、「ロミレズ・ドゥ・ピエトロは、いやに派手過ぎる海賊だ。あやつの話の大風呂敷には乗せられないように注意されよ、とくに歳の話をするときはな。」ということ。これはLegendsのキャラクター製作班に聞いてみないとね]

[2006/12/06] ORCISH ORIFLAMME/オークの軍旗

(3)(B) エンチャント
あなたがコントロールする攻撃クリーチャーは+1/+0の修整を受ける。

Limited-Unlimited Uncommon, by Dan Frazier
Revised Edition Uncommon, by Dan Frazier
4th Edition Uncommon, by Dan Frazier
5th Edition Uncommon, by Dan Frazier
6th Edition Uncommon, by Dan Frazier
7th Edition Uncommon, by Ben Thompson


《Orcish Oriflamme/オークの軍旗(2-7)》は、《Orcish Artillery/オーク弩弓隊(2-9)》同様に、Alpha版における不慮のミスで(1)(R)という誤ったマナ・コストが付いています。(3)(R)という適切なコストに改められたのですが、これもトーナメントで制限を受けたことがありました。Time Spiralのデザイン集の中には、この《Orcish Oriflamme/オークの軍旗》のAlpha版になぞらえて、(1)(R)のバージョン(おそらくは、結果論ですが適切なコストでしょう)が再録されていた時期がありました。

[2006/12/05] ALI FROM CAIRO/(カイロから来たアリ)

再登場(→2002/09/20

Arabian Nights Uncommon 2


Arabian Nightsのキャラクターの中でも、《Ali from Cairo(ARN)》は特定の人物をさしながらも伝説でない人物の1人です。明らかなことですが、ストーリーに関与するような人物は現在(或いはLegends以降)なら伝説であるべきですが、デザインやテンプレート技術がその当時になかったためです。《Uncle Istvan/イシュトヴァーンおじ(4/DRK/TSB)》や《Sindbad/シンドバッド(4/ARN/TSB)》もTime Spiralのタイムシフト・カードとして伝説性を持たない状態で、「カイロから来たアリが召喚された」という当時の趣を残しています。これを現代風に言い換えると、「人間・ならず者をプレイする」とでも言うべきでしょうが。

[2006/12/04] GAUNTRET OF MIGHT/(力の篭手)

再登場(→2003/09/01

Limited-Unlimited Edition Rare


特定のカードに思い入れのあるデザイナーは、色んなセットにその派生版を送りつけて来るものです。《Gauntlet of Might(2)》はその最盛期にも強力なデッキで力を発揮した上、更にリメイク(《Mirari's Wake/ミラーリの目覚め(JUD)》)されても、強力なデッキの中核となる大役を果たしました。さらに2つの成功例に続いて、さらにTime Spiralの《Gauntlet of Power/魔力の篭手(TSP)》が作られました。ついでに言えば、Mirrodinの《Extraplanar Lens/超次元レンズ(MRD)》も、ある種の《Gauntlet of Might》のバリエーションとして作られたものだったりします。

[2006/12/01] ISLAND SANCTUARY/孤島の聖域

再登場(→2003/02/03

Limited-Unlimited Edition Rare


《Island Sanctuary/孤島の聖域(2-5)》で皆さんがよくご存知なのは「攻撃を防止する」という効果が印刷されたものですが、Alpha版ではちょっと違う機能を持っています。ドローを「諦める」ことにより、飛行か島渡りを持たないクリーチャーはダメージを与えられません。つまり《Prodigal Sorcerer/放蕩魔術師(2-7)》を対戦相手がコントロールしている場合は非常に重要な違いになるのです。この抜け穴が《Orcish Artillery/オーク弩弓隊(2-9)》を悪用したデッキの原因になりました。つまり、《Island Sanctuary/孤島の聖域》によって、[相手へダメージは与えられるけれども]自分へのダメージは防がれてしまうのです! Betaではパワーの問題というより、機能変更が認知されなかったために、テキストの変更が行われました。

AlphaおよびBeta-Revised Editionにおける《Island Sanctuary/孤島の聖域》のテキストを、原文ママで紹介する:
"You may decline to draw a card from your library during draw phase. In exchange, until start of your next turn the only creatures {that can damage you(Alpha)/that may attack you(Beta-Revised)} are those that fly or have islandwalk."

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