赤のカードです。 まず火力呪文だけを見てみました。 Afterpain/後をひく痛み コモン(160/350) (R) インスタント このターンにあなたがコントロールする呪文1つによってダメージを与えられているクリーチャー1体を対象とする。〜は、それに3点のダメージを与える。 FT: この痛みようじゃ助からないな。だが、レギムス殿は確実に事を済ませるよう仰ったのだ。……もう2、3度は突ついておこうか。 ――オストラルの宰相、ラジル・ミッサー Creator: MAJA DA; このターンダメージを受けている、だけに変更 SA; まあ、《Inflame/引火(PR/DS)》、こんな所だろう。 このカードや《Soul Collector/魂の収集家(SC)》などのテキストにある、「このターンにダメージを与えた/与えられているクリーチャー」には、”このターンにダメージを与えられたけど再生してすべてのダメージを取り除いているクリーチャー”も含まれるのでしょうか? それとラジル・ミッサーさん。「二つの生」のことを考えると、一度殺したくらいではまったく油断はできないと思います。2、3度と言わずに、相手が再生不能になるかリムーブするまで頑張ってください。と分からないことを書きながら、「二つの生」対策の火力も1つくらいはあってもいいかもしれないと思いました。(《Carbonize/炭化(SC)》《Engulfing Flames/包み込む炎(OD)》) 変更案 アンコモン(160/350) (R) インスタント クリーチャー1体を対象とする。〜はそれに1点のダメージを与える。これによりダメージを与えられたクリーチャーは、このターン再生できない。それがこのターンに墓地に置かれるとき、代わりにゲームから取り除く。 Arrowy Spark/鋭い火花 アンコモン(163/350) (3)(R)(R) インスタント 任意の数のクリーチャーかプレイヤーの組み合わせを対象とする。〜は、合計4点のダメージを、あなたが望むようにそれらに配分して与える。 FT: 熱くて痛いが、実はそれだけじゃないんだ。 Creator: Sirius SI; 自分で作っておきながら,限定でも構築でも弱い気が。 SI; (4)(R)は危険か否か。赤には疎いためよくわからない。 SA; Ans. (4)(R)は《Pyrotechnics/発火(4E-8E/LG)》の完全上位互換になる。 《Violent Eruption/激発(TO)》と比べて物足りないと言う感じは、確かに少しあるかもしれません。 《Pyrotechnics/発火(8E)》ではなくて《Arc Lightning/弧状の稲妻(US)》のインスタント版にしてはどうでしょうか。 変更案 (1)(R)(R) インスタント 望む数のプレイヤーかクリーチャー(あるいはその組み合わせ)を対象とする。〜はそれらに、合計3点のダメージを、あなたが望むように振り分けて与える。 Collision of Enmity/因縁の衝突 コモン(168/350) (1)(R) インスタント クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。〜は、それに2点のダメージを与える。それが白か青のクリーチャーならば、代わりに〜は、それに3点のダメージを与える。 FT: 猛撃の如くオストラル・オーラキス間の小競り合いが始まると、ラティは急いて席を外した。できれば、数発で事は終わらせたいとの希望を抱いて。 Creator: Yuic DA; ソーサリーに変更、青白に対するダメージは4点に変更 SI; 《火山の鎚/Volcanic Hammer》と比べると,少々見劣りが。サイド要因にはなるが……。 SA; 《Lightning Dart/稲妻の矢(IN)》のインスタントがソーサリーになったと考えれば、これが非常に妥当であることを知った。なるほど。 SA; 《Volcanic Hammer/火山の鎚(7E-8E)》は安定した3点火力のため、事情は異なって然るべきだろう。 ヴェロシティでは白と赤は敵対していないので、青のクリーチャーだけにしたほうがイメージに合っているかなと思います。 それと、このカードはクリーチャー同士の争いを表したものではないかなと思うので、個人的には《Lightning Dart/稲妻の矢(IN)》ではなくてプレイヤーにダメージを与えない《Electrostatic Bolt/静電気の稲妻(MRD)》に合わせたいです。 変更案1 (R) インスタント いずれかの色を持つクリーチャー1体を対象とする。〜はそれに2点のダメージを与える。それが青のクリーチャーの場合、〜は代わりに3点のダメージを与えるとともに打ち消されない。 これは、《Electrostatic Bolt/静電気の稲妻(MRD)》そのまま過ぎて拙いかもしれません。 なので少し変えて。 変更案2 (2)(R) インスタント いずれかの対戦相手が青のクリーチャーをコントロールしているかぎり、〜は打ち消されない。 クリーチャー1体を対象とする。〜はそれに4点のダメージを与える。 青と赤に限定しない、国の違うクリーチャー同士の確執というイメージの変更案も考えてみました。(《Brawl/殴り合い(MM)》) 複雑なのでアンコモンに。 変更案3 アンコモン(168/350) (1)(R) インスタント いずれかの色を持つクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで、「(T):これと共通する色でも無色でもないクリーチャー1体を対象とする。これはそのクリーチャーにこれのパワーに等しい点数のダメージを与える。」の能力を持つ。それのコントローラーは可能ならばこの能力をプレイする。 Prismatic Illumination/プリズム照射 コモン(202/350) (1)(R) ソーサリー クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。〜は、それにX点のダメージを与える。Xは、あなたがコントロールするパーマネントの中の色の数に等しい。 FT: 石の純度の高さを、他人で試す。 Creator: Milkey Mu SI; インスタントでもよいように思う。《ショック/Shock》《火山の鎚/Volcanic Hammer》と比較。 SA; 《Tribal Flames/部族の炎(IN)》。 《Tribal Flames/部族の炎(IN)》と比べて少しだけ弱いようにと思うので、インスタントかあるいは1マナにしてしまってもいいかなと思います。 《Prismatic Elixir/虹色の霊薬》がそうなので、これもX+1点にするのもいいかもしれません。 Fluctuation of the Layer/熱幕のゆらぎ アンコモン(180/350) (4)(R) ソーサリー 〜は、全てのクリーチャーと全てのプレイヤーに2点のダメージを与える。 カードを1枚引く。 FT: カラヴィア人が熱幕を脅かすのは簡単なことだ。私がすべきは、こうした野蛮な行為に負けない基盤作りだけだ。 ──占星術士の大家、クエルス Creator: Milkey Mu DA; 3点に変更 SA; 《Steam Blast/蒸気の突風(UZ)》+キャントリップからすると、今までの原理では(4)(R)なのだが。火力のレベルを押し上げるのはいいが、どうも今までの赤からすると引きすぎる嫌いがある。プレイヤーを除外するのは頂けないか? 個人的には、そんなに大きなダメージを与えるイメージのカードではないように思います。3点になると殆どのクリーチャーに致命的ですけど、ストーリー的にはまだ熱幕の変化にそこまでの影響はないので。 なので、このカードはマナ・コストとダメージを下げてコモンに……時流に乗って赤い《Dry Spell/乾きの呪文(HL)》にして、大きなダメージの全体火力の枠を別に作るというのはどうでしょうか。 変更案 コモン(180/350) (1)(R) ソーサリー 〜は、各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれ1点のダメージを与える。 Straight Lightning/ストレート・ライトニング レア(207/350) (1)(R)(R)(R) ソーサリー クリーチャー1体を対象とする。〜は、そのクリーチャーに6点のダメージを与え、そのクリーチャーのコントローラーに、6からそのクリーチャーのタフネスを引いた値に等しいダメージを与える。 FT: 私は見たのです。一直線に落ちてゆく悲運の稲妻を。 ――火炎予見者、ガッダ Creator: MAJA SA; 機能付き小型クリーチャーを破壊するか、特別大型のものを落とす目的の2点に絞られるだろう。戦略が要求される。 問題なしだと思います。 火力呪文の数は、他のエキスパンションと比べて少ないみたいです。(VL=6 8E=15 ONS=12 OD=12 IN=8 MM=9 US=9) もう少し増やしたほうがいいのかもしれないと思いました。 ----- ここからは他の赤のカードのうち、気になったカードや変更案を考えてみたカードです。 Dust Nomads/砂塵の遊牧民 コモン(172/350) (R) クリーチャー − Nomad/ノーマッド 1/1 移住 − 土地1つを生け贄に捧げる(あなたは本来のマナ・コストの代わりに土地1つを生け贄に捧げ、これを無色の呪文としてプレイしてもよい) FT: 砂漠で夜魔に食さるるな。砂漠はお前の行くを待つ。太陽の見ている間、サソリの動き出す間。 ──オストラル遊牧民の唱歌 Creator: 伊予柑王子 DA; 無色の時は+1/0に変更 SI; コストが大きいとはいえ,マナコストなしに場に出るため,第2能力は不要な気がする。 SA; (0)プレイで強くなるのは《Improvised Vanguard/急造の前衛兵(VL)》に任せちゃ駄目? SA; あと、これも人間革命してよろしいのでは。 インスタントプレイを持たせると土地破壊や土地バウンスの対策にできるかも。 でもそうすると、レアリティやマナ・コストを上げないわけにはいかないですね。 変更案 アンコモン(172/350) (3)(R) クリーチャー − Human Nomad/人間・ノーマッド 3/2 移住 − 土地2つを生け贄に捧げる(あなたは本来のマナ・コストの代わりに土地2つを生け贄に捧げ、これを無色の呪文としてプレイしてもよい) あなたは〜を、あなたがインスタントをプレイできるときならいつでもプレイしてよい。 赤のコモンの1マナクリーチャーが他に3枚ありますから、他のカードに問題がないようでしたら、このカードは不足している火力呪文と置き換えてもいいと思います。 それと、赤の1マナクリーチャーがコモンだけになることが少し気になりました。 コモン 《Dust Nomads/砂塵の遊牧民》 コモン 《Ostolalish Exchange Student/オストラルの留学生》 コモン 《Ostolalish Goblins/オストラルのゴブリン》 コモン 《Ostolalish Raiders/オストラルの盗賊団》 レア 《Troublemaker/トラブルメイカー》(変更前) Dwarven Veteran/老練なるドワーフ コモン(173/350) (R)(R) クリーチャー − Dwarf/ドワーフ 1/2 (R):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+0の修正を受ける。この能力は1ターンに3回以上プレイできない。 FT: ああ、友人の中には傷痍軍人もいたな。少なくともどうして俺だけはぴんぴんしているのかな。 ──老練なるドワーフ、ゴージ Creator: 伊予柑王子 DA; 2/2、〜以外のクリーチャーに+1/0、4回以上プレイに変更 SA; 内容が変わったので、フレーバーを差し替えることにする。 Dark Fangさんの変更は単色向けのカードとしていい感じだと思います。 ただ、《Ostolalish Orcs/オストラルのオーク》も同じ(R)(R)で2/2のコモンクリーチャーなので、それが少し気になりました。 +修整を与えるカードは他にいくつかあるので、こちらを違う能力にするのもいいかもしれません。 変更案 Abused Worker/酷使された労働者 コモン (R) クリーチャー − Dwarf/ドワーフ 1/1 〜が場から墓地に置かれたとき、点数で見たマナ・コストが〜のパワー以下のアーティファクト1個を対象とし、それを破壊する。 《Dust Nomads/砂塵の遊牧民》の変更案が採用された場合の1マナクリーチャー数と、《Sift through Lemons/不良品の選別》だけでは少ないように思うアーティファクト破壊を補ってみました。 変更しない場合には、《Dwarven Veteran/老練なるドワーフ》のクリーチャー・タイプに戦士を加えたいです。 Erupting Spirit/噴火の精 アンコモン(175/350) (2)(R)(R) クリーチャー − Spirit/スピリット 3/4 移住 (2)(U)(U)(あなたは本来のマナ・コストの代わりに(2)(U)(U)を支払い、これを青の呪文としてプレイしてもよい) (4),(Tap):山1つを対象とし、それを破壊する。〜は、全てのプレイヤーに3点のダメージを与える。 FT: 適材適所という奴じゃ! ――オークの鉱夫、グレイデ Creator: MAJA DA; 〜が赤の時はダメージを与えた時、ダメージを受けたプレイヤーは”ドラゴン魔道士”青の時は”有為転変” SI; 能力を追加するならば,P/Tは3/3がよいのではないかと思う。 SA; ……。《Wheel of Fortune(UN-RV)》にしたらレアリティがアンコに収まらない。せめて《Winds of Change/変化の風(4E-5E/LG)》で共通、でいいんじゃあないのかな。あれも元は山の絵だし(Justin Hampton画)。 《Dragon Mage/ドラゴン魔道士(SCG)》の能力は強すぎるのではないでしょうか。 それに、新しい能力は元の能力とのかかわりが薄く、一緒に持つ意味があまりないかなと思うので、私は反対です。 Fire Scrying/火中の幻視 レア(178/350) (R) ソーサリー 〜は、あなたに3点のダメージを与える。 あなたのライブラリーを切り直し、そのライブラリーのカードを上から5枚見る。この方法で公開されたソーサリー・カード3枚をあなたの手札に加えて、残りをゲームから取り除く。 FT: 火にくべられた彼の両掌から、水銀のように運命が零れ落ちた。彼の見た未来には、もはや平穏はなかった。 Creator: MAJA DA; 数を宣言してその枚数では無かったら駄目に、入手した枚数に等しいダメージを与える様に変更 DA; 入手出来なかった時は、5点のダメージを受け、カードを1枚引く、を追加 SI; 元の能力のほうがわかりやすく,また赤らしかったように思える。 SI; 文意を読み取れなかった可能性あり。 SA; 下のほうがDark Fang氏案。要するに"GUESS"タイプのカード。入手率が減少するのがネック。0枚の時の救済策があるので、そこはとても嬉しい。つまり、原案にも救済策を入れればまだまとも、ということか?(しかし、そうするのはギャンブルらしくないか)この2つは完全に別の路線で対決する。どっちがいいかは皆さんにも聞きたい。 Dark Fangさんの変更案 1から5までの数を1つ指定する。あなたのライブラリーを切り直し、そこからカードを上から5枚公開する。この方法でソーサリー・カードが、指定した数に等しい枚数だけ公開されていたならば、それらのソーサリー・カードを全てあなたの手札に加え、〜は、この方法であなたの手札に加えられたカードの枚数に等しい値のダメージをあなたに与える。そうでなければ、〜は、あなたに5点のダメージを与え、その後でカードを1枚引く。 「1から5までの数を1つ指定する。」の部分は面白そうなのですけど、成功する確率がとても低そうなのが気になります。なので、「そうでなければ、〜は、あなたに5点のダメージを与え、」があると厳しすぎるかもしれません。 私はどちらかというと元の能力がいいですけど、できれば、もう少し派手な感じにしたいかな。 折角のレアですし、重要なイメージのカードでもありますから。個人的には、色に合わないから少し押さえ目、というカードにはしたくない気持ちがあります。色に合わなくても、このカードだけは特別ですよというものにしたいです。 変更案 (2)(R) ソーサリー このターン、あなたが赤のインスタント呪文か赤のソーサリー呪文をプレイするたび、あなたは自分のライブラリーを切り直し、そのライブラリーのカードを一番上から3枚公開する。これにより公開されたすべてのインスタント・カードとソーサリー・カードをあなたの手札に加え、残りのカードをあなたの墓地に置く。これによりカードが墓地に置かれるたび、〜は各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれ1点のダメージを与える。 Goblin Abbe/ゴブリンの聖職者 アンコモン(183/350) (4)(R) クリーチャー − Goblin Cleric/ゴブリン・クレリック 2/3 移住 (3)(W)(あなたは本来のマナ・コストの代わりに(3)(W)を支払い、これを白の呪文としてプレイしてもよい) 〜が場に出た時、あなたは場に存在するゴブリン(Goblin)1体につき1点のライフを得る。 〜が白ならば、代わりにあなたは、場に存在するゴブリン1体につき2点のライフを得る。 ゴブリンに聖職者など、まさにお笑い種だな。 ──オストラルの宰相、ラジル・ミッサー Creator: Sirius DA; らしくないので改造、〜が場に出た時、あなたはゴブリンの数に等しいダメージを受け、その後ゴブリンの数の倍に等しいライフを得る、白なら3倍に、コレでコンボにもなる、元ネタは(崩れる境界線) SI; 聖職者が場に出た際にダメージを与えるというのはどうも不自然に思える。 SA; 最低域に達したら死んでしまうという条件付きなので、赤の場合でもコストを減らしてしまっていい(レスポンスで、自分のライフがゴブリンの数より少なくなることも考えられる)。因みにこの《Icatian Moneychanger(FE)》効果は、ダメージをどうやってでもいいから軽減して使え、あるいは自分にダメージが溜まると強くなる呪文を使え、という意味らしい。たとえば、《Blood Hound/血の猟犬(MM)》とか。これまで出番がない分、喜んでるよ。 ゴブリンにも慰めが必要なときがあるのでしょうか? 不自然と言えばその存在自体が不自然な気もするこのカード(失礼)ですけど、想像すると面白いので私は好きです。 でも、赤でライフゲインだけというのは難しいのかもしれないですね。《Goblin Priestess/ゴブリンの女司祭》(ダメージを受けてマナを加える)と類似性があったほうがいいかなとも思います。 ダメージは彼ではなくて場に出ているゴブリンが与えている、あるいはただライフを得るのが下手で思わぬ被害を出しているだけだと考えるのはどうでしょうか。 榊さんによるまとめ変更案 (3)(R) クリーチャー − Goblin Cleric/ゴブリン・クレリック 2/3 移住 (3)(W)(あなたは本来のマナ・コストの代わりに(3)(W)を支払い、これを白の呪文としてプレイしてもよい) 〜が場に出た時、〜は、場に存在するゴブリン(Goblin)1体につきあなたに1点のダメージを与える。その後で、あなたは場に存在するゴブリン(Goblin)1体につき2点のライフを得る。〜が白ならば、代わりにあなたは、場に存在するゴブリン1体につき3点のライフを得る。 イメージしたイラストは、「洞窟に作った手作りの教会。明るい祭壇の前では、白い司祭服を着たゴブリンが微笑んでいる。頬っぺたを赤らめて幸せそう。後光も差している。手前には幸せでとろけそうな顔をしたゴブリン達が集まっている。」という可愛い感じ。 Goblins' Digging/ゴブリンの穴掘り アンコモン(186/350) (3)(R)(R) ソーサリー 土地2つを対象とする。1つ目の土地を破壊し、それが無色でなければ、更に2つ目の土地を破壊する。 FT: ゴブリンの掘る所は穴だらけ。他の所もすぐに穴だらけ。 Creator: Yuic SA; これは繰り越した方が無難。だって、唯でさえ稀少で使えるかどうか分からない有色土地の価値が落ちる。 土地の色に関係する数少ないカードの1枚ではありますけど……そうですね。これと上手く合っていない土地シリーズもありますし、土地シリーズ自体がどうなのかを確かめてからのほうがいいかもしれません。 交換する場合は、不足している火力呪文がいいかなと思うのですけど、土地の色に関係するものを思いついたので書いてみます。 変更案 Fall into Hole/巣穴への転落 アンコモン (3)(R) ソーサリー プレイヤー1人を対象とする。〜はそれに3点のダメージを与える。その後、場に出ている赤のクリーチャーの総数が他の色のクリーチャーよりも多い場合、〜はそれに2点のダメージを与える。その後、場に出ている赤の土地の総数が他の色の土地よりも多い場合、〜はそれに1点のダメージを与える。 《Goblins' Digging/ゴブリンの穴掘り》のフレーバーから、赤のクリーチャーや土地が多いほど危険な落とし穴が増えるというイメージで作りました。…あまり格好いい呪文ではないですけど。 Heap of Scrap Ore/鉱砂の山 アンコモン(188/350) (X)(R)(R) クリーチャー − Wall/壁 0/5 (壁は攻撃に参加できない) 〜は、その上に+1/+0カウンターがX個置かれた状態で場に出る。 (0):〜はこのターン、壁(Wall)でないかのように攻撃に参加してもよい。ターン終了時に、〜を破壊する。それは再生できない。 FT: オルストンは鉱山を掘り進んでいたはずなのだが、いつの間にか彼のうしろに別な山ができていた。「やれやれ、次はこっちか」 Creator: MAJA DA; +1/+1カウンターに変更、0/3に変更 SI; +1/+0カウンターの問題に関しては,黒のところで述べているので参照の程。 SI; 赤は(X)でタフネスをあげてしまえるような色ではない。 SA; 元案を支持。その上で、これこそカウンターの名称を変えた方が良い。これなら文句ナシ?>Dark Fang氏 榊さんの変更案 (X)(R)(R) クリーチャー − Wall/壁 0/5 (壁は攻撃に参加できない) 〜は、その上に堆積(sedimentation)カウンターがX個置かれた状態で場に出る。 〜は、その上に置かれている堆積カウンター1個につき+1/+0の修整を受ける。 (0):〜はこのターン、壁(Wall)でないかのように攻撃に参加してもよい。ターン終了時に、〜を破壊する。それは再生できない。 積み上げた土砂の山が崩れるというイメージだと思うので、+修整は攻撃時だけのほうがいいかもしれないと思いました。 変更案1 (X)(R)(R) クリーチャー − Wall/壁 0/6 (壁は攻撃に参加できない) 〜は、X個の堆積(sedimentation)カウンターが置かれた状態で場に出る。 〜の上から堆積カウンターを1個取り除く:〜はターン終了時まで、+2/+0の修整を受けるとともに壁(Wall)でないかのように攻撃に参加できる。ターン終了時に、〜を破壊する。それは再生できない。 パワーが無くなった分、タフネスと+修整を上げています。 それと、状況を想像していて、山を相手に向けて崩したところまではよかったけどその土砂が邪魔でこちらからも攻撃に行きづらくなる、という光景が思い浮かんだので作ってみました。 変更案2 (3)(R)(R) クリーチャー − Wall/壁 0/6 (壁は攻撃に参加できない) 〜は、1個の堆積(sedimentation)カウンターが置かれた状態で場に出る。 〜の上から堆積カウンターを1個取り除く:〜はターン終了時まで、+6/+0の修整を受けるとともに壁(Wall)でないかのように攻撃に参加できる。〜が攻撃に参加したとき、防御側プレイヤーは戦闘終了時にそれのコントロールを得る。 Meekheart/弱者の心 レア(191/350) (1)(R)(R)(R) エンチャント(場) 呪文1つか能力1つがスタックに置かれるたび、その呪文か能力があなたを対象に取ることが可能でありながらそうしていないならば、そのコントローラーはその対象の1つをあなたに変更する。 Creator: MAJA SI; 白キラー。しかし白はエンチャント破壊があるので何とかなるか。 SI; "望む数のクリーチャーかプレイヤー"を対称にする呪文の処置がわかりづらい。 SI; FAQなどで解説するのが望ましい。 SA; Siriusさんへ:「任意の数だけ対象に取る場合(《Arrowy Spark/鋭い火花(VL)》)はどうするか?」……Apocalypseの旗手と同じになる。「対象が全部あなた以外のものだったら、その内の1つだけをあなたに差し向ける」ことに。 スタックに置かれた後ではなくて、プレイするときに対象にすることを強制できないでしょうか? 変更案 呪文や能力は可能ならばあなたを対象にする。 Mine Taskmaster/鉱山の監督官 レア(192/350) (2)(R)(R) クリーチャー − Orc/オーク 5/4 (4):〜のコントローラーはコインを投げる。そのプレイヤーがコイン投げに負けたならば、そのプレイヤーは赤のクリーチャーと山(Mountain)の組み合わせを合計して2つ生け贄に捧げる。どのプレイヤーもこの能力をプレイしてよいが、そのプレイヤーがソーサリーをプレイできる時にしかプレイできない。 FT: この乱暴者が一鉱山の監督官になることは、誰も予想せんかっただろう。ただ、オークの中に限ればこいつしかいなかった。 ──ドワーフの鉱夫、バニパル Creator: 伊予柑王子 SI; デメリットを考え5/5でもよいと思う。 SA; 限定のトップクラス、新たな《Balduvian Horde/バルデュヴィアの大軍(6E/AL)》を信じている。その点ではデメリットがより累積的と思われる、5/5にしてもいいだろう。 SA; さらに強化案として、生け贄を「赤のパーマネント」にしてみるのは? 赤のエンチャントなんて少ないじゃん、と思われるだろうが、実はその「雀の涙」の加減がいい。有色神器や有色土地の価値が出てくるしね。 パーマネントにすることには賛成です。 でも、できればテキストを分かりやすく変更したいと思います。コイン投げが複雑になるオールプレイ能力はやめて、アップキープの支払いに。繰り返せない代わりにコストは少なく。 どうでしょうか? 変更案 あなたのアップキープの開始時に、いずれかの対戦相手は(2)を支払ってもよい。そうした場合、コインを投げる。あなたがコイン投げに負けた場合、あなたは赤のパーマネントと山(Mountain)の組み合わせを合計して2つ生け贄に捧げる。 Orcish Arms Dealer/オークの武器商人 アンコモン(195/350) (4)(R) クリーチャー − Orc/オーク 3/3 移住 (2)(B)(R)(あなたは本来のマナ・コストの代わりに(2)(B)(R)を支払い、これを黒と赤の呪文としてプレイしてもよい) 〜が場に出た時、それと色を1色も共有していないクリーチャー1体を対象とする。〜は、そのクリーチャーに2点のダメージを与える。 FT: 危険、一見さんお断り。 Creator: ヒロ DA; ダメージを3点に変更 SI; マルチに移住したほうが使いづらいというのも難しいところ。 SA; うまく色を外せばまあ限定では《Keldon Champion/ケルドのチャンピオン(UD)》(の対クリーチャー版)になれる。移住すると使いにくくなるコンセプトというのも、作品としては面白い向きなのかもしれない。 《Spitting Mandrake/毒吐きマンドレイク》との類似が気になるので、違う能力を考えてみました。といっても、オールプレイ能力は商人らしいかなと思って、上の《Mine Taskmaster/鉱山の監督官》の能力を持ってきただけですけど。 変更案 (4):あなたがコントロールする他のクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+4/+0の修整を受ける。それが〜と共通の色1色を持たない場合、ターン終了時に破壊する。どのプレイヤーもこの能力をプレイできる。 Ostolalish Exchange Student/オストラルの留学生 コモン(196/350) (R) クリーチャー − Orc/オーク 1/1 移住 (B)(あなたは本来のマナ・コストの代わりに(B)を支払い、これを黒の呪文としてプレイしてもよい) 〜を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、そのクリーチャーのパワーとタフネスの値を入れ替える。 ペンを捨てろ! トンカチだ! ──留学生の落書き Creator: ヒロ 少し強いかなと思います。 対象を共通の色を持つクリーチャーに限定するのはどうでしょうか。 変更案 〜を生け贄に捧げる:〜と共通の色1色を持つクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、そのクリーチャーのパワーとタフネスの値を入れ替える。 Wall of Sand/砂の壁 アンコモン(211/350) (1)(R) クリーチャー − Wall/壁 0/5 (壁は攻撃に参加できない) 〜が場を離れる場合、あなたは、〜をゲームから取り除いてもよい。そうしたならば、〜は全ての飛行を待たないクリーチャーに1点のダメージを与える。この方法でダメージが与えられる場合、〜は無色のダメージの発生源である。 Creator: 伊予柑王子 DA; 場から墓地に落ちた時に変更、0:〜は無色になるに変更 SI; 変更後のものはトリッキーさにかけるので,変更前の物を支持。 SA; それにしても、なんのためにRandy Gallegos(略) ……ごめんなさい SA; しかし真剣に考えてみると、《Raging Spirit/烈火の精(MI)》などを考えても、無色化するのにはある程度のコストがいるのではないか? と思う。つまり、爆撃時には無色発生源が確定で、他の場合はコストを払って下さい、と書いてもいいと思うのだが。 榊さんの変更案 Wall of Sand/砂の壁 (1)(R) クリーチャー − Wall/壁 0/5 (壁は攻撃に参加できない) (2):〜はターン終了時まで無色となる。 〜が場を離れる場合、あなたは、〜をゲームから取り除いてもよい。そうしたならば、〜は全ての飛行を待たないクリーチャーに1点のダメージを与える。この方法でダメージが与えられる場合、〜は無色のダメージの発生源である。 このカードは《Heap of Scrap Ore/鉱砂の山》とほとんど同じイメージで作っていますから、私としては、できれば違うカードに置き換えて欲しいかなと思います。 変更案 Dust Nomads Tactics/砂塵の遊牧民の戦術 コモン (4)(R) インスタント 以下の2つから1つを選ぶ。 「すべての攻撃クリーチャーは戦闘終了時まで無色である。」 「〜は、攻撃かブロックに参加している飛行を持たない各クリーチャーにそれぞれ2点のダメージを与える。〜は無色のダメージ発生源である。」 ダメージ能力だけを残して火力呪文にしてみました。 とりあえずですけど、《Dust Nomads/砂塵の遊牧民》とのレアリティ入れ替えでコモンに。 以上です。